JIA 2050年カーボンニュートラルへの提言|2023
カーボンニュートラルの樹を育てよう
カーボンニュートラル特別委員会 委員長 袴田 喜夫
会員の2050年カーボンニュートラルに向かう提言を募集します。
集まった提言を基に、進化し続ける集合知と、それを共有する基盤を皆でつくりましょう。
これからのJIA建築家に求められるのは、2050年を視野にとらえカーボンニュートラルへの具体的な行動を続けることです。そのために会員それぞれが持つ知見を公開し共有し議論につなげることが大切です。
日常の業務から得られた具体的な知見、技術と検証、実践、実績、続けておられる研究や活動、培ってこられた考えなどを、あなたの「2050CNへの提言|2023」として示してください。それをまとめて活かすデジタルプラットフォームをつくります。
ここで公開される提言は会員間で互いに参照されて、精度を上げながら世代を越えてリレーされていきます。JIAという樹の幹に支部や全国会議の大きな枝が広がり、その先に会員それぞれの提言が葉のように茂り、議論のなかで新しい葉が芽吹き、さまざまな方向を向いた葉も小さな葉も一緒に、共通の目標に向けて成長を続ける大きな樹のような集合知が2050年カーボンニュートラルに向かう道しるべになります。
来年春には現時点での成果として、提出された提言を集めた冊子『JIA 2050CNへの提言集|2023 (仮称)』をつくります。今年5月に刊行された「建築家マニフェスト集日本版2022」に準じた体裁です。また、同時にJIA公式Webサイトから閲覧可能なデジタルプラットフォームの開設を予定しています。
2050年カーボンニュートラルという共通の目的に向かって、具体的な行動を起こし継続していくために、多くの会員の皆様の参加を期待します。