■ 建築家資格制度 実務訓練制度 閉じる
 4.履修科目の内容

必須履修科目一覧
実 務 訓 練 履 修 科 目
大項目 中項目 最低必須単位数 履修内容 備考
0建築家としての倫理と行動 0-1建築家としての倫理と行動 5 建築家として業務を実行するにあたっての倫理観と行動方針に対する理解  
1プロジェクトマネジメント業務 1-1プロジェクトのマネジメント 20 プロジェクトを円滑にする為の方法と実務の理解。マネジメントチームの編成  
2設計前業務 2-1企画 20 計画の前提となる建築主からの要望の整理手法の修得  
  2-2敷地及び環境調査 15 プロジェクトの成立する背景としての敷地及び環境調査及び敷地利用計画への理解  
3基本計画業務 3-1基本計画の検討 25 基本計画レベルでの各種の検討の理解と手法の修得  
  3-2構造及び設備計画等との調整 25 構造及び設備計画等の理解と調整 ※1
  3-3建設コスト管理 20 予算案作成や適正なコスト管理の理解 ※2
  3-4関連法規調査及び諸官庁手続き 20 関連法規や条例の調査方法及び諸官庁手続き実施への理解 ※2
4基本設計業務 4-1基本設計 50 基本設計図書の作成に至る実務の修得  
5実施設計業務 5-1実施設計図書の作成 140 実施設計図書の作成技術の修得と建築主による承認プロセスの理解  
  5-2仕様及び材料の検討 25 仕様の理解と材料、工法の専門知識の修得  
  5-3設計図書の総合調整 20 実施設計完了時での構造、設備等の理解、及びチェック、調整に至る実務の修得  
6工事発注に関する業務 6-1工事契約への協力 15 工事契約に係わる実務と責任の理解契約工事費の決定、工事費の査定、調整の理解  
7監理業務 7-1監理 55 監理者として工程、品質が契約書や設計意図を満足させる監理技術の修得  
8工事完成後業務 8-1工事完成後業務 10 工事完成後の業務への理解  
9事務所運営業務 9-1事務所の管理・運営 5 事務所運営に必要な活動のノウハウの理解  
10関連活動 10-1職能関連・コミュニテイ活動 5 建築家及び市民としての社会貢献への参加の基礎となる社会活動  
合計   475    

注:(1) 実務訓練終了に必要な総単位数は700単位であり、そのうち上記475単位分については各項目において最低必須履修単位を設定している。従って残りの225単位についてはどの項目で取得しても構わない。また実務訓練開始前及び実務訓練期間中に一級建築士資格を取得した者は申請により、選択科目100単位を免除する。
(2) 原則として7時間の実務訓練をもって一単位とする。
(3) ※1印の項目は基本設計及び実施設計段階でも行われる業務である。
(4) ※2印の項目は基本設計、実施設計及び監理段階でも行われる業務である。


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