JIA 公益社団法人日本建築家協会

各種委員会・全国会議JIA文化財修復塾

JIA文化財修復塾とは?

2011年の東日本大震災被災文化財の救援活動として文化庁が提言した
「文化財ドクター派遣事業」の参加資格としての講座として、
2015年度に開始しました。

今後の文化財保存修復事業の中心的担い手として活動していくことを
目標としています。

仁和寺見学講習会

最新情報

・2024年度JIA文化財修復塾のご案内

こちらのお知らせをご覧ください。


・能登半島地震における文化財の救援活動(ドクター派遣事業)のための
 災害支援講座を期間限定で公開いたします。(2025年3月31日まで視聴可能)

動画の視聴はこちらをご覧ください。


・e-ラーニングシステムを導入しました

こちらのお知らせをご覧ください。

・2023年度現地講座について

こちらのお知らせをご覧ください。

塾修了後の活動

  • 01 大地震発災時の文化財の救援活動(ドクター派遣事業)を建築学会、建築士会連合会等と協働して活動します。
  • 02文化庁委託事業の「近現代建造物緊急重点調査事業」の事業活動を建築学会、建築士会連合会等と協働して活動します。
  • 03国交省の観光資源等 関連業務に関わる際の基本的な資格を想定しています。

JIA文化財修復塾とは?

※全部で60時間(60単位)ですが、ヘリマネ資格者は優遇措置があります
(ヘリマネ資格者:第2回、第3回、第9回のみの履修)

A第1回~第4回の座学講座

全7×4=28単位(JIAのHPから受講し、受講の証としてA4のレポートを提出)

テーマ 講師名
第1回 1 文化財保存活用概論①保存 2 文化財保存活用概論②活用 3 地域文化遺産 4 地域防災 5 文化財の火災と防災 6 災害と文化財ドクター 北河大次郎(文化庁) 北河大次郎(文化庁) 後藤治(工学院大学教授・理事長) 後藤治(工学院大学教授・理事長) 長谷見雄二(早稲田大学名誉教授) 前川歩(文化財防災センター)
第2回 1B 文化財保存活用地域計画の考え方 7 文化財と設計監理の職能 8 個別建造物の保存活用計画 9 修復の理念と国際憲章 10 世界遺産条約 11 海外の事例から学ぶ保存再生 12 英国における建築の修復活用事例 岡本公秀(文化庁) 田原幸夫(建築家・京都工芸繊維大学) 鰺坂 徹(鹿児島大学教授) 稲葉信子(筑波大学名誉教授) 稲葉信子(筑波大学名誉教授) 柳沢伸也(建築家) 南雲要輔(ホプキンス・アーキテクツ)
第3回 13 香川県庁舎東館の保存改修 14 コンクリート中性化対策他 15 歴史的建造物の保存と構造補強 16 省エネと保存活用 17 煉瓦造建築物等の構工法と修復 18 旧富岡製糸場西置繭所 香川政治(県営繕課) 今本啓一(東京理科大学教授) 足立裕司(神戸大学名誉教授) 雨宮正弥(日本設計) 長谷川直司(国土技術政策総合研究所) 齋賀英二郎(文化財建造物保存協会)
第4回 19 伝統木造 20 建築文化遺産の木構造 21 作事奉行 小堀遠州の庭造り 22 茶室の露地 23 保存活用のマネジメント 24 建築文化遺産と景観(※現在編集作業中) 永井康雄(山形大学教授) 腰原幹雄(東京大学教授) 野村勘治(有 野村庭園研究所代表) 矢ヶ崎善太郎(大阪電気通信大学教授) 田村誠邦(株 アークブレーン代表) 増井正哉(京都大学名誉教授)

B第5回~第8回

各支部毎に1回6.5時間で講座を企画運営し、HPにアップするので、受講者は自ら選定し事務局に申し込む。
(全国どこの講座でもよいが4講座26単位が必須)

C第9回

原則、支部毎に一堂に会して意見交換会と講師による講評―各自の修復方針の確立をテーマ

受講費用と申し込み先

お申し込みは、お申し込みフォームへのご記入、注文用紙でのFAXのいずれかにてお願い申し上げます。

費用:
第1回~第9回まで1講座4,000円 一括全講座分申込の場合:36,000円が32,000円と割り引きとなります

JIA文化財修復塾に関する問い合わせ

下記クリックにてメーラーが立ち上がります下記に申し込み後、請求書が届きますので受講前にお振り込みください

修了認定委員会

後藤 治
工学院大学教授
永井 康雄
山形大学教授
田島 正陽
JIA文化財修復塾塾長
JIA文化財修復塾 修了者名簿