JIAの10の取り組み
日本建築家協会の活動は多岐に渡っていますが、基本は社会貢献活動です。
建築家の仕事そのものが本来国民の財産と命を守り、
美しく快適な環境を設計することによって活き活きした生活や社会活動を可能とする仕事です。
建築家の仕事は社会の福祉向上のために行われるのです。
建築関係社会システムの改善活動
建築家の資質向上のための活動
建築文化の普及活動
1.顕彰活動
すぐれた建築作品を顕彰し、建築文化の価値を社会に発信しています。JIAは次のような顕彰制度を行っています。
会員の交流と創作活動の向上を目指し、その活動と業績を広く社会に広める為に創設しました。「日本建築家協会優秀建築選」として100作品以内を選定し、その中から「JIA日本建築大賞」及び「JIA優秀建築賞」候補を選び、「JIA日本建築大賞」1点、「JIA優秀建築賞」数点を選びます。
優れた着想と感動を呼ぶ造形、合理性に基づく機能性の追求、自然、風土、地域特性を配慮し、時代精神を反映した、優れた建築を顕彰することにより、才能に恵まれ、真摯な努力を重ねている新進の建築家の作品を通して、その人を表彰します。
25年以上に亘って「長く地域の環境に貢献し、風雪に耐え美しく維持され、社会に対して建築の意義を語りかけてきた建築物」を表彰し、あわせて「その建築物を美しく育てあげることに寄与した人々(建築家、施工者、建築主及び維持管理に携わった者)」を顕彰します。
JIAを含む建築関連5団体が制定した「地球環境・建築憲章」の理念を建築作品としてどのように統合化したか、すなわち、長寿命、自然共生、省エネルギー、省資源・循環、継承性などのテーマを通じて、社会資本としての建築を創造することができたかが問われます。
2.本の出版
すぐれた建築設計に関する研究、書籍を出版しています。また「JIA MAGAZINE」という定期刊行物の他各種研究の成果を出版しています。
3.近代建築遺産保全活動
すぐれた近代建築を保全し、再生する提案を行っています。