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 建築家資格制度 実務訓練開始にあたって

建築家認定評議会実務委員会
実務訓練部会主査 加藤俊二

JIAの建築家資格制度はUIAアコードに基づき国際的に通用する建築家資格制度を目指したものです。その第一段として、昨年の12月1日の受付に始まった建築家資格制度の中の登録建築家の認定審査は初年度1000名の登録建築家会員の誕生という好スタートを切りました。これは実績評価による登録建築家認定であり、皆様のような業務実績のある方を対象としたものであります。
本来、UIAアコードに基づく建築家資格制度は(1)建築専門教育(2)実務訓練(3)資格審査・認定(4)継続職能開発の4段階から構成されており、上記の実績評価による登録建築家の認定は登録建築家制度発足にあたっての過渡期的性格を持った認定の仕方と言えます。それに対し、実務訓練による認定は、本来あるべき認定の仕方であり、将来的には登録建築家を希望する全ての方がこのコースによる登録建築家の認定を受けることになります。又世界的にも広く行われているのがこの実務訓練です。
当コースは一級建築士受験資格をお持ちの方はどなたでも参加することが可能です。但し、本コースは実務訓練参加者(JIA会員である必要はなし)が建築家として必要な能力他を職場の中で指導監督者(職場の上司で登録建築家である必要がある)とともに訓練し、身に付けていく制度であるため、上司に登録建築家がいない場合は参加出来ませんのでご注意ください。実務訓練参加者は所定期間内に所定の単位を取得することにより、登録建築家の審査・認定をうけることが可能です。
参加登録の受付は7月22日からです。9月末にて申し込みを一旦締め切り10月から実務訓練を開始します。なお10月以降も随時受け付けます(3ヶ月ごとに締め切り)。
皆様の職場の若手が多数参加されるようお願い申し上げます。

以上


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